ドイツで確定申告 / Tax return in Germany
2019年の確定申告をして見ました。
聞いた話、雇われ社員で大体100〜300€くらい返って来るそうな。
自営業で色々経費になる人はまた別だと思うけど。
私は2019年の2月中旬から働き始めたり、仕事のために新しい家の準備を行ったりしたので、還元される額はそれなりになるはず。絶対やるべき!
と言うことで焦ってやった。
2017年から申告は7月末までに実施するようになったそうな。
(以前は5月末まで)
余裕かましてたら7月だったのでほんま焦った。
- 確定申告に必要なもの
・Lohnsteuerbescheinigung(税金明細書)
↓こんなやつ
会社から年始くらいにもらってるはず。
この表に記載されてる数字をメインに申告してく。
・諸々の明細、レシート
引越しの飛行機代、電車代、荷物運搬費、家の改装費、幼稚園代、キッチン設置費、新規家具購入費、交通費、保険外の医療費、授業料、銀行口座維持費、などなど
とりあえずなんでも支払ったものは入れてみる。
ダメだったらダメなんだし。
- 確定申告のやり方
1. Finanzamtに行って書類記入
正直どんなことするか不明。親切に教えてくれてその場で記入終わったって話も聞いたことはある。
書類に漏れがない、かつ、その場で書ける自信があるなら良いのかも。
2. Finanzamt公式オンラインアプリElsterを使う
https://www.elster.de/eportal/start
ドイツでの確定申告に慣れている、または自分でどこまで出来るか修行ですってことなら良いかも。
ドイツ人の友人も分かりにくいと言ってたので私は避けました。
食わず嫌いかもしれないので、使いやすかったって人は一報下さい。
3. 外部の確定申告補助アプリを使う
私はこれです。
有名なので信用ありそうなのは以下2つ。
Smartsteuer
Steuererklärung online abgeben ⇒ Schnell & einfach | smartsteuer
- ドイツ語のみ
- 1回の申告に約35€支払い
SteuerGo
Ihre Steuererklärung plus Erstattung - SteuerGo
- ドイツ語、英語切り替え可
- 1回の申告に約30€支払い
どちらも無料で触れて、還付金予想も出してくれる。
私はどちらも触ってみたけど、ある程度ドイツ語わかるならSmartsteuerの方が画面遷移や質問が分かりやすいと感じた。
最終的にSteuerGoを使った。理由は、
「やっぱ英語で読めると安心する」
「費用が5€安い」
ってこと。
どちらもオンラインで申告!って謳ってるけど、私は結果的にFinanzamt行きました。
と言うのも、SteuerGoで全データ送信&申告まで完了するにはFinanzamtから発行される個人証明データファイルなるものが必要になるのです。
(30€支払い終わるまでその旨が表示されなかったのはちょっとずるいと思った)
で、それが発行されるのに大体14日ほどかかるんだとか。そんなの待ってられん。(自分が放っておいたせいだけど)
証明データがなかった申請の流れは
・SteuerGo入力完了
・一部データはSteuerGoからElster(上記で触れたFinanzamtのアプリ)に連携される
・Finanzamtに直接持ってく資料をSteuerGoから印刷
(なに印刷するかは全部SteuerGoがまとめてくれる)
・SteuerGoからElsterにデータ連携してる旨の手紙が表示されるのでそれも印刷
・全部まとめてFinanzamtへ行く
・Finanzamtの役人に渡すか、受付ポストに入れて終わり
(注:ポストに入れる場合は全資料を封筒などにまとめて入れてないとダメなので、封筒は必ず持っておくこと。)
ちなみに、諸経費のレシートを添付したりとかはなかった。
全部言い値でかけてしまった。
もちろんFinanzamtから「証拠見せて」と言われる可能性があるので嘘はダメです。
(今更ながら、もしかして資料印刷の後レシートコピーして貼り付けないといけなかったのかなとドキドキ。どうなるかは結果待ち。)
- 還付金はどのくらい?
私は仕事のために引っ越してきたので、購入したキッチンや家具の一部を経費に入れてみた。
後、2月中旬から仕事始めたため、1.5ヶ月は課税対象じゃない期間があるのでそれなりに返ってくるはず。
SteuerGoで表示されていた予想は2,300€程だった。
さて、いくら返ってくるかは結果出次第更新予定。
はたまた書類不備で何も返ってこないのか。
2020年7月24日に申告して、いつ返ってくるかも楽しみですな。