助産婦さん(ヘバメ:Hebamme)/ Midwife
ドイツで妊娠がわかったらまずやるべきこととして、産婦人科に通う以外にもう一つ大事なこと。
それがヘバメさんを探す。
これ、本当に大事、かつ、急ぎのようです。
ヘバメさんとは助産婦さんのことで、出産後の入院が2、3日しかないドイツでは
退院してからの家での助産婦さん補助が不可避。
わかってる人は妊娠2、3ヶ月目でヘバメさん見つけてるんだって。
ヘバメさんが出産前にやってくれることの例
・定期的に訪問して妊婦さんの体調を見てくれる
・必要に応じて食事や運動を教えてくれる
・出産の心構えを説いてくれる
・赤ちゃんの扱い方についてパパ、ママにレクチャー
ヘバメさんが出産後にやってくれることの例
・定期的に(最初は毎日)訪問してお母さんと赤ちゃんの体調を見てくれる
・赤ちゃんの扱い方を実践してくれる
・赤ちゃんが体調崩した場合、すぐに助けてくれる
・体調不良諸々への対策を教えてくれる
・お母さんの体を産前に戻す指導
(人によっては動けないお母さんの代わりにご飯作ってくれたり)
上記は基本的に健康保険でカバーされるので支払いは不要。
追加のヨガやお灸のクラスを受ける場合は有料。
ただこのヘバメさん、予約を取るのが大変なんだとか。
人の出産なんて予想できないので、時期によってはどのヘバメさんに連絡しても断られたり返事なかったりするそう。(友人談)
これを知人から指摘されて危機感持ったのが先月六月(妊娠4ヶ月目)。
うちは12/21が出産予定日なのでクリスマス休暇時期ともかぶるし見つからないかも。
ということで急いで探した。主に使ったのが↓のサイト。
郵便番号を入力すると、その地域に対応可能なヘバメさんが表示される。
個人詳細に行くと、以下項目が確認できる。
"Schwangerschaft" = 妊娠中(出産前)に実施してくれる内容
"Geburt" = 出産するときに実施してくれる内容(ここは基本病院依存で、ヘバメさんは何もしない)
"Wochenbett" = 産後ケアとしてしてくれる内容
中には産後ケアしないヘバメさんもいたりするので、ちゃんと自分の希望を考えて選ぼう。
(産前から産後、一貫してサポートしてもらうのがお互いのためだとは思う)
このサイトで見つけた人6、7人にリクエストを出した。
リクエスト申請時には以下の内容はちゃんと伝える
自分の名前、出産予定日(Entbindungstermin)、住所、健康保険の種類と会社名
返事が来たのは2人。
面談をして、どのように進めるか。お互い本音を話せるかということを確認。
一人の方が、私たちが日本から移住して来ているということをしっかり認識してくれ、
「文化の違いがあるので自国のやり方を優先したい場合は全然そうしてくれて構いません。
私は伝えるべきことや絶対許せないことは言うしあなた達も何かあれば言って下さい。
どちらかが従うような関係ではないことを理解しましょう。」
と言ってくれ、すごく安心したのでその方にお願いした。
すぐ決まって一安心。
ここから月一程度で様子見に来てくれると言う。次回は九月頭に来てもらう予約をして終わり。
ヘバメさんに教えてもらったこともしっかりメモ残していかなきゃ。