賃貸契約 / Contract for rent
家は決まったので賃貸契約の備忘録。
今回は間に不動産屋がいたので契約書は全部不動産屋が準備してくれた。
私が提供したのは、
- パスポートのコピー
- ドイツでの収入(予定だが契約書に基づいた金額)
- 職場情報
- 家族構成(住む人。ペットも含めて)
- 一つ前に住んでいた住所
事前にお願いしてたからか賃貸証明書(Wohnungsgeberbestätigung)も準備してくれていて、大家のサインをもらうだけになっていた。
賃貸証明書(Wohnungsgeberbestätigung):これは住民登録に必要な書類。ないと住民登録できない。
住民登録に関しては別の記事に記載。
ちなみに、実際に契約はしていないが契約に進みそうになった他の不動産屋には、契約に必要な書類としてWBS (Wohnberechtigungsschein)を出せと言われたことがある。
私の認識では(違ったらごめんなさい)WBSは低所得、または年金生活者が家を借りる際に援助を受ける仕組み、かつ、ドイツに長期間滞在出来る証明がある人が受けられるものなので、私は取得できないもの。
だって移住者の最初の申請順番は
家借りる→住民登録→滞在許可申請→滞在許可取得
なのに、家借りるときに滞在許可持ってるわけないやん。
もしかしたら助成を受けなくて良いってことの証明をもらってこいってことだったのかもしれないが、家を早急に探してる自分には何れにせよ無理だった。
これから家を探す場合はWBSについて調べてみても良いかも。
(何か情報ゲットしたら追記します)
話を戻して家の契約。
書類は全部不動産屋が準備。
大家さんには事前に顔通し済で、すごく人柄の良いおじいさんだった。
(貸すに足る人物かということで一度契約前に大家さんの家にお邪魔してお話しした。)
この仕事が早い不動産屋と大家さんの人柄が契約を後押ししたのは間違いなかった。
家も街から離れてなく、近くにスーパーもあるしで良い物件ではあるけど。
で、不動産屋からもらった契約書もって大家さんのお家へ。
大家さん、弁護士(第三者扱いかな?)呼んでて、一緒に読み合わせ。
弁護士さんが契約書の各セクションの詳細な説明をしてくれてすごく助かった。
大家さんも私も納得したら各セクションにサインしていく。
日本も書類文化だとは思うけど、ドイツもなかなか。契約書長い。
読み合わせの場で退居は3ヶ月前ノーティス、パーキング代は車持つまで払わなくて良いとか色々明確にできた。
デポジット欄に斜線引いて、「こんなもん払わなくて良い」って言われた時は、優しいというより正直そんなんで大丈夫ですか、と逆に心配してしまった。
家賃の振込タイミングも確認して読み合わせ終了。
契約書の内容はしっかり読んでおいた方が良い(当たり前か。。)。
退居時にリノベーションするようにとか記載あっても困るし、やっても壁塗りくらいかと。退居勧告期限の話や、電気代を建物内でどう割るかの計算方法についてとか。
おかしいところは指摘したら斜線で消して合意サイン一緒に書くし、必要なものは追記して合意サインをこれまたかぶせる。
何か賃貸契約のときに見落としてたことが出てきたら追記します。