HERZENのドイツと趣味と後諸々

ドイツ移住備忘録と趣味 / Memo for living in Germany and my favourites

住民登録 / Resident application

準備

 

 住民登録の際に必要だったものは

- パスポート

- 賃貸証明書 (Wohnungsgeberbestätigung)

- 戸籍謄本、もしくは婚姻証明書のドイツ語翻訳版(提示を求められるところとそうでないところがあるので持ってる方がベター)

賃貸証明書は賃貸契約メモにも書いたもの。

あくまで住民登録に必要なのは賃貸証明書であって、賃貸契約書ではないので注意。

 

herzen.hatenablog.com

 大家さんにはこちらから「賃貸証明書ください」と言わないと、能動的に発行してくれるものではないのでそこも注意。言えばわかってくれる。

短期での賃貸契約で住民登録もする予定の場合は、契約前に賃貸証明書は発行してくれるのか確認しておかないと契約後に困る可能性がある。

 

戸籍謄本、婚姻証明書のドイツ語版は日本大使館、または領事館に戸籍謄本の原本を持っていけばどちらも発行してくれる。

費用が一枚10〜15€くらい、5営業日程かかるので事前準備期間を考慮すること。

 

予約

基本的に申請を行うには2パターンある。

自分が住む地区を担当している住民局(Einwohnermeldeamt)で

  1. 電話、またはオンラインで事前予約
  2. 当日整理券を現地で受け取る

を行う。

ここで私失敗。

いつ家に入れるかわからなかったので事前予約しておらず、入居後に当日朝早く行って整理券を取ろうと思っていた。

が、住民局のホームページ、電話確認でわかったのが、私の住んでいる街は完全予約制だということ。小さい街なので対応出来る人が少ないのかもしれない。

電話でも、事前予約ないと当日来ても何もできないから予約とってねと言われる始末。

(実はこれが嘘なのではと後でわかったけれども)

なので一番早く取れる日を予約。

一月頭には住民登録行うつもりが予約出来たのは1/28。三週間以上先。

入居後2週間以内に申請することとか言ってるのにそもそも予約ができないってなんやねん。

働く予定の職場に事情説明を行うと理解してもらえた。良かった。

ここで「じゃあ来なくて良いよ」と言われても困る。

話を戻して予約。

私が学生のとき滞在した街々では、住民登録は当日の整理券であっさりできた。

なので予約なんて頭にもなかった。昔だけの話かと言えばそうでもなく、今回何人かドイツで知り合った友人も整理券で行ったものはいた。

やはり街に寄るというのが非常に大きいので、もし住民登録を今後する際は管轄の住民局のサイトなりをしっかり見ることが必要です。

 

いざ住民登録

 

予約日当日。

時間前に到着してまず思ったのは

当日整理券発行してんじゃねーか。

私の街の住民局では、予約した人とそれ以外で入り口がわかれていたが、最初それがわからずメインの入り口へ。(予約者は別口があった)

メインの入り口には整理券の機械が置いてあり、当日の整理券と未来日付の予約が出来た。

「…‥もっと早く登録できたんじゃ」と思いつつも、過ぎたことは仕方ないので待合室にて待つ。

番号がモニターでどんどん呼ばれるのでそれを待つ。

ふと、呼ばれてる番号体系と自分の番号体系が少し異なるのに気づく。

(モニターに表示されてるのは50、または30から始まる数字ばかりだが自分の予約番号は20始まり)

あたりを見渡すと、ちゃんと看板に「事前予約の20始まりの人は別の入り口から入って2階に行ってください」と書いてあった。

ここは当日整理券の人用待合室らしい。

大急ぎで建物を出て別の入り口通って2階に向かうと、丁度待合室に自分の番号と担当デスク番号が表示されていた。

そのまま何事もなかったかのように該当デスクへ。

担当者は少し無愛想なおばちゃんだった。

隣のデスクのお兄さんやお姉さんはすごく柔らかい物腰なのに。。

とは言っても仕事は淡々と進めてくれた。

最終登録確認で、私の婚姻ステータスがUB(Unbekannt: Unknownの意)になっていたので、「結婚してますよ。これが婚姻証明書です。妻は3月に来ます」と言って領事館発行の婚姻証明書を渡したらなんとここで職員集めての大議論が始まった。

私の住む街が小さく日本人がほとんど住んでないからか、日本領事館発行の婚姻証明書を受け付けて良いのかということを話し合っていたが結局誰も結論を出せず、コピーだけとって「これは持ち帰り検討させてください。後日連絡します。」とのこと。

領事館発行の婚姻証明書がダメだったら、他にどんな証明書があるっていうんだい。と思いつつも退散。

記事執筆中の現在、この事象は解決していない。

*2019年2月4日追記*

住民局から電話があり、提示した婚姻証明書でオッケーとのこと。

ただ妻のパスポートも必要なので妻がドイツ来てからまとめてやりましょうとなった。

特にステータスを既婚にしないでも諸々手続きに問題は起きない"らしい"ので妻を待ちます。

税金計算どうなるんだろう、扶養家族ありになるのかなぁ。 

 

住民登録は無事完了。

証明書(Amtliche Meldebestätigung für Anmeldung)なるものも受け取って帰宅。

 

総評

オンラインで情報を集めつつ、下見も兼ねて現場へ行くのは大事だな。

そこでInformationがあれば話も聞けるし。

用事がある局(住民局や自動車免許局(?))は住んでるところから離れてる場合も多々あるけれど、行けるなら下見した方がいいなというのが素直な感想。